【第1回】光熱費の見直し ~仕組みから事業者選びまで~
本当に最適な電力料金プランを選べていますか?
はじめに
2016年にはじまった家庭向けの電力自由化、その翌年2017年にはガスの自由化もされ、多くのWebサイトやyoutubeで日々情報発信がされているところ。
ただ、多くのサイトではおすすめの事業者を紹介しているにとどまっており、本当に自分に合った電力料金プランを見つけるには不十分と感じる。
まずは電気料金の仕組みから学び、本当に自分に合った事業者を数字で判断しよう。
すでに新電力をお使いの人もこれを機に、東京電力やほかの新電力と比較していくらお得になっているのかを再確認いただければ幸いである。
電気料金の仕組み
大きく分けて2パターン
- 基本料+従量料金型 例)東京電力従量電灯B、その他多くの新電力のプラン
- 基本料金ゼロ型 例)Looopでんきおうちプラン等
その他は資源エネルギー庁のページを参照されたい。
電力料金プランを賢く選んで、おトクに節約!|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁
電力料金を決定づける要素
以上で説明された仕組みからも、電力料金を決定づける要素は以下の通りである。
- 契約アンペア数
- 基本料金に影響
- 電力使用量
- 従量料金に影響、使用量に応じて単価も変動
- その他(消費税、再生可能エネルギー発電促進賦課金等)
- この部分については利用者側の行動で変わるものではないので、本ブログにおいては無視する。
こうしてみると、契約アンペア数と電力使用量の要素で決まっており、案外シンプルなものである。
【結論】自分に合った電気料金プランは自分で計算すべし
最も安く使える電力料金プランは、ご家庭によりさまざまである。
「自分で計算すべし」と言っても、特に「基本料+従量料金型」は料金体系が複雑でここが最大のハードルとなる。
それを解消するため、以下に計算用のExcelシートを共有する。
!本記事最大の注目ポイント! 電気料金計算Excelシート
(ver.1.0)電気料金マスター_えんぴつ.xlsx - Google スプレッドシート
※著作権は私にあります。自身での利用にとどめてください。
○「電気料金マスター」使い方
基本的に黄色のセルを自分に合わせて書き換える。
①「電気料金」シートの電気使用量欄を記入。
②「電力料金プラン」シートに各プランの料金体系を記入
すると、「電力料金」シートのI列、J列等にそれぞれ電気料金や東電従量電灯Bを利用した場合との比較が算出されます。
適宜ご要望に合わせてアップデート予定。
はじめに
はじめまして!
以下の方針でブログを書いていきます。
youtubeも同時に始めます。
【内容】
- 固定費の見直しに関するもの 例)通信費(サブブランド、格安SIM)、光熱費(新電力)等
- 資産運用 例)
- 保険の選び方
- 資格取得、勉強法
- おすすめ商品、サービス
- その他いろいろ、ご相談に応じて
【方針】
- シンプルでわかりやすく
- 可能な限り双方向でやりとりを
- こちら(Googleフォーム)からお寄せください。希望があれば1週間メドで返信予定。
以上、よろしくお願いします。